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2018/05/17

ブラジル中銀は予想外の政策金利据え置きを決定

  • ブラジル中銀は市場予想に反し政策金利の据え置きを決定。レアル安進行によるインフレ上振れリスクを考慮。
  • ブラジル中銀は追加金融緩和の必要性はなくなったとの認識を示し、次回会合でも政策金利の据え置きを見込む。
  • ブラジル中銀は政策金利の据え置きによって、直接的にレアル安に歯止めをかける意図はないことを示唆。
  • 為替市場安定化のため、中銀は5月14日より新規の通貨スワップ介入を開始。当面は為替市場の動向を注視へ。

ブラジル中銀は予想外の金利据え置きを決定

ブラジル中央銀行は5月15-16日の金融政策委員会(COPOM)において、全会一致で政策金利を6.50%で据え置く決定を下しました(図1)。市場では0.25%の追加利下げが予想されていましたが、足元のレアル安進行によるインフレ上振れのリスクをブラジル中銀が考慮したことが予想外の政策金利据え置きの背景となった模様です。

市場シナリオ(政策金利と為替レートの予想前提に市場コンセンサスを使用)でのブラジル中銀のインフレ見通しは、2018年末が前年比+3.6%、2019年末が同+3.9%となっています(図1)。一方、今後の政策金利が6.50%で据え置かれ、レアル相場が過去5営業日平均の1米ドル=3.60レアルで今後も推移すると仮定した場合、2018年末と2019年末のインフレ予想はいずれも+4.0%近辺へ上昇するとの推定をブラジル中銀は公表しました。

また、ブラジル中銀はインフレ率改善が遅れるリスクを抑制するための追加金融緩和の必要性はなくなったとの認識を示し、次回会合でも政策金利の据え置きが適切との見通しを公表しました。

ブラジル中銀は当面、為替市場の動向を注視へ

5月16日のブラジル・レアル相場は1米ドル=3.67レアル台と2016年4月以来の低水準へ下落しています(図2)。もっとも、ブラジル中銀は自身の政策決定はあくまで外的ショック(レアル安)による二次的なインフレ・リスクに対応したものであり、政策金利据え置きによって直接的に通貨安に歯止めをかける意図はないことを示唆しました。

これとは別に、ブラジル中銀は為替市場の安定化のため、5月14日より日額2.5億米ドル規模の新規の通貨スワップ介入を実施しています。物価安定や高水準の外貨準備などを背景に、ブラジル中銀には金融政策や為替政策の面で多くの政策発動余地が残されており、当面は為替市場の動向を注視する状況が続きそうです。

●当資料は、説明資料としてレッグ・メイソン・アセット・マネジメント株式会社(以下「当社」)が作成した資料です。
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