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2018/10/09

ブラジル大統領選挙はボルソナロ対ハダジの決選投票へ

  • ブラジル大統領選挙は極右候補のボルソナロ氏が46.03%の得票率で首位に立ち、2位のハダジ氏との決選投票へ。
  • 決選投票に向けては得票率で有利に立つボルソナロ氏が優勢とみられる。PSDBの方針が決選投票の行方を左右へ。
  • ブラジル金融市場は経済改革に前向きなボルソナロ氏の躍進を好感。ボベスパ指数は前日比+4.6%の大幅上昇。
  • 上下院議会選挙や州知事選挙でもボルソナロ旋風が吹き、ボルソナロの所属政党や支持候補の躍進が顕著となる。

大統領選挙はボルソナロ対ハダジの決選投票へ

10月7日に実施されたブラジル大統領選挙の第一回投票では、極右候補のジャイル・ボルソナロ氏(PSL)が直前世論調査の支持率(40%)を上回る46.03%の得票率で首位に立ちました(図1)。得票率第2位は、左派のフェルナンド・ハダジ氏(PT)の29.28%となりました。

得票率第3位は左派のシーロ・ゴメス氏(PDT)の12.47%となり、中道右派の主要政党から擁立されたジェラルド・アルキミン氏(PSDB)の得票率は第4位の4.76%と低迷する結果となりました。

第一回投票でのボルソナロ氏の得票率が50%にわずかに届かなかったことから、大統領選挙はボルソナロ氏とハダジ氏の決選投票(10月28日)に進むことになります。

決選投票に向けた選挙戦はボルソナロが優勢

決選投票に向けた今後の大統領選挙戦は、ボルソナロ氏が優勢とみられます。過半数も視野に入る46.03%の得票率をあげたボルソナロ氏は、中道政党などから残り4%の支持を得れば勝利が確定的となります。一方、ハダジ氏は左派のゴメス氏(12.47%)とボウロス氏(PSOL、0.58%)の支持を加えても得票率は42.33%に留まります。

決選投票の行方は、得票率第4位のアルキミン氏所属のPSDBがどちらを支持するかがカギを握っていると言えます。PSDBは10月9日に党会合を開き、決選投票での支持方針を決める予定ですが、すでに党重鎮のカルドーゾ元大統領はハダジ氏を支持しない方針を示しています。

10月8日のブラジル金融市場では、経済改革に前向きなボルソナロ氏の大統領選挙での躍進を受けて、ボベスパ指数は前日比+4.6%の大幅上昇となり、レアル相場も緩やかなレアル高・米ドル安が進みました(図2)。

議会選挙や州知事選挙にもボルソナロ旋風吹く

また、大統領選挙と同時に実施された上・下院議会選挙や州知事選挙でもボルソナロ旋風が吹き、ボルソナロ氏の所属政党PSLやボルソナロ氏に関連した候補者の躍進が顕著となりました。

下院議会選ではボルソナロ所属のPSLが大躍進

全513議席が改選される下院議会選挙では、ボルソナロ氏の所属政党PSLが52議席を獲得し、議席数で第2位の政党に躍り出ました(図3)。PSLは選挙前の議席はわずか8議席しかない弱小政党でしたが、議会での主導権も視野に入る大政党に躍進しています。

一方、アルキミン氏のPSDB(49議席→29議席)やテメル大統領のMDB(51議席→33議席)など、中道~中道右派の既存政党は議席を軒並み減らす結果となりました。ラヴァ・ジャット捜査の進展によって政治家の汚職問題への国民不信が高まったことが、既存政党への逆風となり、ボルソナロ氏など新興勢力に有利に働いたとみられます。

また、全81議席中54議席が改選された上院議会選挙でも、同様に既存大政党の縮小とPSLなど新興勢力の台頭が顕著となりました(図4)。

主要州の知事選挙でボルソナロ支持派が優勢に

大票田を抱える主要州の州知事選挙においても、得票率で首位に立った知事候補者の間でボルソナロ氏支持の動きが広がっています(図5)。

サンパウロ州知事選挙で得票率首位に立ったジョアン・ドリア氏(PSDB、前サンパウロ市長)は10月7日夜、党の決定に先んじてボルソナロ氏への支持を表明しました。

リオデジャネイロ州知事選挙では、ボルソナロ支持派のウイルソン・ウィツェル氏(PSC、元判事)が事前予想(世論調査支持率は第4位)を覆して得票率首位に躍進したほか、ミナスジェライス州知事選挙では、ボルソナロ氏への支持を表明してきたロメウ・ゼマ氏(NOVO、企業家)が42.73%という圧倒的得票率で首位に立っています。

これら有力な知事候補者からの支持も、大統領選挙の決選投票に向けてボルソナロ氏の追い風となりそうです。

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